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2017年6月「皮膚コラム」紫外線や汗でダメージを受けた肌は、痒くなる。

千幸堂_皮膚コラム

じめじめする梅雨時期。
アトピー体質の人は悪化しやすいので、その原因を探ってみましょう。



Q.目の周りが真っ赤になり、サルのようになってしまい恥ずかしくてたまりません。

もともと、瞼は顔の中でも皮膚が一番薄い部分です。乾燥はもちろんのこと、紫外線によりダメージを受けているのでより丁寧なお手当をしなければなりません。
 洗顔力の強い石鹸でしっかりと洗顔をしていた人(洗った後にキュキュっとなるまで皮脂を落としていた人)や、オイル系のクレンジングを使っていた人は要注意です。まずは、洗顔料を変え、皮膚に水分と油分を与えることが大切です。また、まぶたに細かい傷がたくさんついているはずなので、傷を補修する皮膚再生能力を上げる漢方の塗り薬を使うと早く治ります。早めにケアをすると瞼の皮膚が黒ずむことを予防できます。


Q.くちびるや口の周りがかさついたり、ぶつぶつが出てきます。

東洋医学では、口という部分は、胃腸と関係しているとみます。口の周りに皮膚トラブルが起きる方は、ほとんど胃腸が冷えている方が多いのです。これからの季節、冷たいものをたくさん食べたり飲んだりしていたら、秋頃に症状として出てきます。まずは、食べ物を温性のものへ変えて、冷えをとっていきながら漢方スキンケアをされることが一番早く治ると思います。


Q.病院の薬を使うのが怖いのですが…

瞼が腫れてしまったり、肌がボコボコに腫れたりしたり、症状がひどい時には、病院へ行って塗り薬をもらう方が良いでしょう。しかし、何週間もステロイドを顔に塗り続けることはあまりお勧めできません。ある程度、症状が治まったら、肌を修復させるスキンケアを始めましょう。そうすることでステロイドなどの塗り薬を徐々に減らすことが出来ます。


Q.スキンケアで注意することはありますか?

お手入れの時に横滑りに薬や化粧水、クリームを塗ったり、すりこむように塗るのはやめましょう。手の平で押さえるように肌に入れ込んでいきましょう。クレンジングもふき取りタイプは、避け、クリームタイプをお勧めします。肌がピリピリする間は細かい傷が出来ている証拠です。このような時には漢方の塗り薬で肌の修復をすることです。その後炎症を抑えるクリームへ切り替えると良いでしょう。


【 アレルギーによって痛んだ肌の修復に一番大切なこと 】

身体の中から、きれいな肌を作り出す力をはぐくむことです。東洋医学では、肌をきれいにするには腸をきれいにすると良いとされています。まずは、腸に良い食べ物を食べて、腸を健康にして、次に肌に良い栄養素を入れて行きましょう。その方法も一人ひとり違います。その方に会った方法をカウンセリングいたします。是非、肌の専門家にお任せください。



千幸堂