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2017年3月「皮膚コラム」なんと花粉症は皮膚にも表れるのです!!

千幸堂_皮膚コラム

201703_千幸堂_花粉症

花粉症といえば、くしゃみ、鼻水、頭痛、目のかゆみなどと思いがちですが、
実は皮膚にも症状が出るのです。春先のスギ花粉が飛散する季節になると、
顔や首などにかゆみや湿疹の症状が出る方が、ここ数年増えています。
スギ花粉が皮膚に接触することで起こるアレルギー性皮膚疾患の一つであると
考えられており、「スギ花粉皮膚炎」と呼ばれています。


こんな症状の人は「スギ花粉皮膚炎」かも
症状としては、空気中のスギ花粉が付着しやすい露出部に、かゆみを伴うむくみのある発赤が見られます。目の周りがカサカサしたり、赤くなります。あごから首にかけてかゆい、赤く腫れぼったくなると訴える方が多いです。女性でしたらお化粧のノリが悪く、粉をふいたようになる方もいます。雨上がりで風が強い時などはスギ花粉の飛散量が多く、症状はひどくなるので注意が必要です。

皮膚の弱い人がなるの?
もともとアトピー性皮膚炎や敏感肌など、お肌の弱い人がスギ花粉皮膚炎になる傾向にあります。しかし、40代になり女性ホルモンの低下とともに肌の抵抗力が減ってきている人にも発症しています。また、現在はPM2.5、黄砂など皮膚にトラブルを起こす要素が増えてきているので今まで皮膚に症状が出ていない人も要注意です。

治療はどうするの?
まずは症状の重症度によって違いますが、日常生活に支障があるようであれば病院に行き、ステロイド剤などで一時的に炎症を抑えることをお勧めします。症状が軽い場合や、落ち着いてきたら漢方の塗り薬に切り替えて、丈夫な皮膚を作るようにしていきましょう。

体の外から治すポイント
日常生活はまず、外出時には、長そでを着たり、マスクやスカーフなどで花粉から皮膚を守りましょう。帰宅時にはまず水で花粉を落としましょう。その後は保湿薬を塗り、皮膚バリアを作っておきましょう。その時に使用する保湿クリームもアレルギーを起こしにくくする漢方エキス成分が入っているものを使うと、症状が起きるのを防ぐことができます。また、お風呂でボディシャンプーを使い、ごしごしと皮膚をこすらないようにすることも大切です。

体の中から治すポイント
まずは、皮膚のかゆみをとり、乾燥しないようにする漢方薬を服用しましょう。次に、皮膚の栄養素をしっかりと取り入れましょう。タンパク質やビタミン、ミネラルです。反対に、チョコレートやケーキ、ドーナツなど甘いものや炎症をひどくする成分がある油もの(唐揚げやフライなど)を減らし和食中心にしましょう。最後に睡眠です。睡眠が少ないと皮膚の再生能力が低下します。しっかりと眠るようにしてください。

最後にアレルギーによって痛んだ肌の修復に一番大切なこと
身体の中から、きれいな肌を作り出す力をはぐくむことです。東洋医学では、肌をきれいにするには腸をきれいにすると良いとされています。まずは、便秘や下痢体質を改善し、次に肌に良い栄養素を入れて行きましょう。その方法も一人ひとり違います。その方に会った方法をカウンセリングいたします。


是非、肌の専門家にお任せください。


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