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2017年2月「婦人科コラム」ツラ〜い冷えに悩むあなたへ

千幸堂_婦人科コラム

2017_02_今回のテーマ

暖房や暖かい衣類が整っている現代においても、冷え性で悩む人は増加しています。
その原因は生活スタイルの変化にあるのです。


寒さが本格的に厳しくなる2月。毎朝布団から出るのも大変な日々が続いていますね。冷え性の人とそうでない方は、生活の質の差ができてきます。冷え性があると、手足が冷たい、手足が冷える、肌が荒れる、頭が痛い、重くなる。寝付きが悪い。のぼせやすく、汗をかきやすい。生理の周期が一定せず、腹痛や生理痛や月経前症候群がひどい。肩こりや腰痛がひどい。便秘がひどい。日常的にめまい、腹痛、体のだるさなどの不調を感じる。体温が35度台の低体温が続く。などの症状がみられます。

東洋医学では冷え性は万病の元と考えて、まず一番初めに改善するように養生していきます。漢方を飲む前に、冷え性を作り出している生活習慣を整えることが、早く治すコツです。冷え性になりやすい人には、生活習慣に癖があります。例えば、

・ダイエットのために食事を必要以上に制限している
・朝食を抜くことが多い
・夕食を食べる時間が遅い
・生野菜や南国フルーツを食べることが多い
・甘い物やスナック類をよく食べる
・激辛の食べ物が大好き
・毎日お酒を飲む
・一日一杯以上コーヒーなどのカフェイン入り飲料を飲むなどです。


最近では寝る前に、スマホやパソコンをする習慣があるとすっかり体は冷えてしまうのです。そのような生活習慣を修正したうえで、漢方薬を飲むと、春までに冷え性が改善されるでしょう。



 〜冷え性を治す漢方〜 

①血液を増やしていく造血作用のある婦人宝。


この漢方薬の合う人は顔色が悪く、肌が荒れやすい。また、髪や爪が傷みやすい。こむら返りをよく起こす。月経量は少なく、ピンク色の粘膜のようなかたまりが混じる。動悸がする方です。



②血行を改善する瘀血を流す作用がある漢方の芎帰腸血飲第一加減。


この漢方薬が合う人は、肩こり、頭痛が絶えない。肌がくすみやすく、シミ、ソバカスが気になる方。傷跡やあざが残りやすい傾向があります。粉薬や、液体のシロップタイプ、錠剤の漢方薬がありますので、しっかりと味見をして続けられるものを選んで少なくとも血液が一巡する120日続けてみましょう。


今年は、冷え性から卒業できるかもしれません。頑張ってくださいね。


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